◯相生とは◯
木は火を生み
火は土を生み
土は金を生み
金は水を生み
水は木を生む
これらが循環していく。
●相剋とは●
木は土を剋し
火は金を剋し
土は水を剋し
金は木を剋し
水は火を剋す
それぞれが剋していく
わけですが、
相生でも相剋でも片側に一方通行ではなく
命式内ではそれぞれの
量によっては相生の中でも相剋の中でも
力量関係がひっくり返っていくこともあります。
⚫️例えば木。
「木は火を生み、木は金に剋される」は
適量ならそうですが
木の量が森の様に多い、火の量がロウソクのように少ないと
木に中々火がつきません。
草花にはすぐに火がつくけどすぐに量がないと燃え尽き、木も割って適量に火をつけないとつきません
(ポプラさんは初心者キャンプ動画でなかなか火が着かない、ついても消える火おこしを見る度に思います笑)
木が一本ではなく森林な上に極太で、
金の小さなハサミだったら伐採出来ないし
丸い小さな宝石や
刃こぼれした刃物では、
なかなか森の木を切れず明るい日が当たる場所にすることができなくなります。
そして家具など形のあるものにするには
ある程度の金の力量が斧くらいないと
できません。
五行の中で木行は唯一の生物ですので
置かれた環境によって木の変化は変わりやすいかもしれません。
他の五行も環境によって左右されます。
どんなに相生の相手でも
逆に剋されている状況になることがあります。
⚫️火は…
火は金を剋しますが、火の小さな灯火で
おおきな鋼を溶かすにはなかなか思った以上時間がかかりますね。
その小さな火を強くする、
さらに火を強くさせる木があれば火は強くなりますが、もとの火が弱く、周りに木の燃料もなく
周りが水、金、土だと自らの火は消えてしまうくらい劣悪になります。
⚫️土は…
土は金を生みますが
あまりに多い土だと
土が固くなり金が深く埋もれてしまうと
なかなか困ります。
また土が多いと水をせき止めて
流れをとめてしまったり水が濁ります。
土は山と畑など表したり砂、砂漠みたいなサラサラまでありますが
強すぎるごつごつした岩山は
生活するには厳しく
土が少ないと風で飛ばされて地面に安定することはできず砂になり砂が軽いと飛ばされて
草木が今度は安定して根付くことができなくなります。
⚫️金は…
金は水を生みますが、金が多すぎると
水の中に浮き沈みしたり、錆びたります。
また強い金は木を傷つけて木行(木や草花)には深刻な打撃を与えます。
しかし金が少なく木が強いと金は負けて刃こぼれします。
金が少なく火が多いと溶けてしまいます。
⚫️水は…
水は木を生みますが
水が多いと木は根腐れを起こし育たず浮いてしまいます。火は消えますし
土を流し水を適切に管理できず溢れる洪水となります。
水が少ないと火(丙)太陽が強ければ干上がりますし、草木も育たない土になってしまうこともあります。
水は特に形をとどめる事がないのでせき止めておくよりは循環できていた方が濁らないです。
五行それぞれ、そこに季節や天候が足されていくとより景色が見えてきます。
冬の木の環境と冬の水の環境、
夏の水(海)と冬の水(海)は違いますよね。
冬の海は強く荒ぶる色も深いイメージがします。
冬の雨と夏の雨では体感が違うとおもいます。
昼の太陽と夕方の太陽、季節によっても様々な太陽、日(火)の体感違いますよね♬
例えば自分自身が乙生まれで(木行の草花)
乙(草花)がちょん…と一つしかなくて水が無く火(丙)太陽も一個で事足りる夏に太陽が３つも４つもあるとなると
夏に３つはキツいですし
結構深刻です。
反対に
冬に太陽が一つもなく温める炉(火)もなく
冷たい金や土だと
だと命式内の温度はかなり低いといえます。
想像したらすごいですよね、
天に太陽３個！！！まれに４つの人もいます。
2022年2月18日朝の3時から5時の間に生まれたら
8字中天干は全部壬(みずのえ)海の水
地支は全部寅(木)です。
壬壬壬壬
寅寅寅寅
水と木しかなくて凄いアンバランス。
様々な格があり色んな考えがあると思いますが
私的にはかなりの
アンバランスだとおもいます(歴史上で同じ命式の人は今の大河ドラマでも取り上げられている徳川家康です)
この数十年、家康の時代を一緒に生きた有名な歴史上人物と同じ暦生まれが居ると思うと数十年後、令和内か、さらに新しい年号になった時は乱世かもしれません笑。
昔と目指すものは違いますけどね。
人それぞれの持っている命式内が
どの様に循環しているのか
五行の力関係をみていくのです。
常に陰陽の中にあり
どちらかをはっきり分けることは出来ず、
混ざり合って成り立っています。
