鑑定例
来年は甲辰年という事で
日干甲辰の命式の鑑定例を。
癸甲甲乙
酉辰申卯
(庚辛 乙癸戊 戊壬庚 甲乙)
85 75 65 55 45 35
乙 丙 丁 戊 己 庚
亥 子 丑 寅 卯 辰
25 15 5 大
辛 壬 癸 甲
巳 午 未 申
逆行運
現在
己卯大運45歳〜
流年(今年)癸卯
木4比劫
火0食傷
土1財星
金3官星
水1印星
この命式の大きな特徴は
①食傷がなく(火)比劫が多め(木)
②日柱が白虎大殺
③2023年は名式内の卯、大運の卯、流年(今年)の卯で木行が多くなる
(比劫が更に多くなる)
④日柱天干甲と月柱が大運己卯の己と干合
⑤命式内の地支を見てみると
●申子辰(三合水局)
●申酉戌(方合)金局
●寅卯辰(方合)木局
が流年、または大運によって形成される。
また年柱に干与支同あり
この命式ではやや身旺として
金局は用神だが
水局は忌神、木局も忌神となる。
(用神とは端的に言えば命式を良化する
良い方にしてくれるもの。
忌神はあまり発展性がなく自分のエネルギーにはならない天干地支
用神も喜神や調候など細かく
用神や忌神にも天干地支によって力量が違うので
よく考えなくてはいけません)
大運の流れと流年、総合して
命式内で方合三合がよく成立する命式や
命式内の五行のバランス、
(今の環境(人的物的)にもよるが)
用神忌神は置いておいても、
この命式内には日中を中心にして隣り合わせている天干地支にはバランスが崩れる刑沖破はないが
外から入る運によっては変化が大きい。
(何よりも神殺ではなく、
あくまで五行のバランス
日柱の環境を主に考える)
仕事運との事で今年挟んで前後の運がどうだったかも鑑定していく中で
仕事が本人に合った環境なのか、本人の性格、スキルはどうか、自営業向きなのか
はたまた管理職、奉仕業なのか、精神的に仕事に対して人間関係に対してどう捉えるのかどう出ていくのかを見ていくことが出来ます。
また今の辛さが解消されるのはいつ頃か
外から原因が来るのか、内からの原因なのか
今の楽しさが落ち着くのはいつ頃なのかも見ていくことになります。
トンネルの先が判れば対策を練ったり
先に準備をしたり、気持ちが楽になりますよね。
この命式ですと木行が2020年庚子年(三合水局)甲(沖)から数年、流年により水や木が更に増えると比劫も増え精神的ストレスが溜まりやすく
翌年の辛丑年は辰と丑で破。仕事辞めたくなったり好きなものや人との別れが生じやすくなったり
しやすく2022年も壬寅年で忌神のためなんだかしっくりこない感覚になりやすいです。
甲辰は来年の干支でもあり白虎大殺でもあります。
用神の入りではありますが、日支の辰と辰が自刑となり自分をより表す場所にかかって来るので
健康やケガ、事故などには注意しながら来年は過ごし今年のうちに健康に留意して乗り越える準備をしていくこととなります。
仕事をするには体あってのもの。
そして精神的安定が何よりです。
来年後半からはつらさが抜けてくると思うので
何よりストレスを上手く発散し
周りにも助けを求めながら乗り越えてほしいと願います。
#四柱推命
#甲
#鑑定例